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千葉ロッテ・デスパイネ、WBCへキューバでフル回転。来季の去就に地元紙も関心「日本の移籍市場の話題の中心」

今オフ、去就で注目を集める外国人選手の一人が千葉ロッテのアルフレド・デスパイネだ。地元メディアでも、ロッテとソフトバンクの一騎打ちを予測している。

2016/11/04

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高橋康光



来季はWBC参戦もあり、オフはフル回転。気になる去就は?

 打率.280、24本塁打、92打点と来日3シーズン目で自己ベストのパフォーマンスを披露したデスパイネ。しかし、この3シーズンは日本球界とキューバ野球連盟との綱引きの歴史でもあった。

 デスパイネは2014年7月ロッテと契約。同年はわずか45試合の出場にとどまったが、打率.311、12本塁打と好成績をマークした。しかし、その後、キューバ国内リーグへと復帰、カリビアンシリーズへの参加、そして国内リーグに再合流しプレーオフまで出場した結果、2015年シーズンの来日は開幕後となっていた。

 さらに、2015年はシーズン途中でパン・アメリカン大会にキューバ代表として参戦するためにロッテから一時離脱するという慌ただしいシーズンとなり、打率.258、18本塁打、62打点と低調なパフォーマンスに終わる。その後もプレミア12への参加、キューバリーグでのプレーを続けるという状況だった。

 だが、2016年は、2月のカリビアンシリーズの終了後、キューバ国内リーグへの復帰を免除され、春季キャンプからロッテに合流。キューバ代表への招集もなく、通年落ち着いた状況でプレーできたことが好パフォーマンスの要因のひとつになったことは明らかだろう。

 ロッテとの契約が終了し、今後の去就も注目されている。

En diciembre proximo, Despaigne podria ser centro de una disputa en el mercado japones entre el Chiba Lotte Marines ?con el cual concluyo su contrato por dos anos- y los Halcones de Softbank.
12月には、デスパイネは2年プレーしたロッテと、ソフトバンクによる契約合戦で、日本の移籍市場の話題の中心となるだろう。

 クライマックスシリーズを戦い、10月14日に離日したばかりのデスパイネ。帰国から約1カ月という短い休暇を経て国内リーグへ参戦、そしてカリビアンシリーズ、WBCとフル回転が予想される。

 2017年はどのような状態で来日するのか、そしてどのユニフォームに袖を通すのか、デスパイネの今後が注目される。

出典:“Despaigne se incorporara a los Alazanes en la cuarta subserie” by Ibrahin Sanchez Carrillo in CNC TV

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