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カープに敗れたDeNA、『ルーズヴェルト・ゲーム』での終戦がさらなる成長につながる理由

セリーグのクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージで広島に敗れたDeNA。しかし今年の経験は来年につながるはずだ。

2016/10/16

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DeNAにとっての経験

 話をCSファイナルに戻そう。DeNAの面々も、この「ルーズヴェルト・ゲーム」に終わった試合で初回の6点ビハインドがありながらも猛追し、最後は1点差にまで追い上げる執念を見せた。この恐るべき粘りと最後まで諦めない姿勢は必ずや来季に生きるだろう。

 左手薬指を骨折しながら強行出場を続け、この試合でも3回に追撃の2ランを放った梶谷隆幸外野手の奮闘はチームメートにどんなことがあっても逃げずに戦う強い姿勢を示した。
 そして大事な一戦に先発しながらも1回6失点の背信投球だったルーキー・今永昇太投手は、この屈辱を2年目に晴らそうと今から雪辱を誓っているはずである。そしてレギュラーシーズンで本塁打・打点の二冠王に輝きながら、CSファイナルでは4試合わずか1安打に終わった筒香嘉智内野手だ。15日の一戦では9回2死1塁から一発出れば逆転の場面で空振り三振に倒れ、最後の打者になった。人一倍に責任感の強い男は自分を責めながらも屈辱をバネに「来季こそV」を心に決め、メラメラと新たな闘争心を燃やしているのは間違いない。
「ルーズヴェルト・ゲーム」による惜敗で今季の戦いに幕を閉じたベイスターズには2017年、さらなる進化で世間を席巻することを期待している。 

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