大谷翔平選手をはじめとした日本人メジャーリーガーを中心にメジャーリーグ・日本プロ野球はもちろん、社会人・大学・高校野球まで幅広いカテゴリーの情報を、多角的な視点で発信する野球専門メディアです。世界的に注目されている情報を数多く発信しています。ベースボールチャンネル



ソフトバンク、打線組み替え成功で連敗ストップ。藤井コーチ、殊勲打の今宮に「明日から右投手がきても、1番でいい」

2位・ソフトバンクが、23日の西武戦で8-0と圧勝。打線が持ち前の力を発揮し、復調の兆しを感じさせた。試合後、藤井打撃コーチを直撃した。

2016/09/24

text By



藤井コーチ「今宮は調子がいい時に戻ってきた」

 試合後、藤井コーチを直撃した。

 

――起用が大当たりでしたね。

そうだったね。今日は本当、健太がいい仕事をしてくれた。勇気を与えてくれた。

 

――彼をきょう、1番に抜擢した理由は。

本多と健太の、1、2番でどっちに行くかというところだったけど、今日は相手の先発が菊池ということで、先に健太を置いたほうがいいでしょうと、本多は送ることができるんでね。ただ、明日から、右投手がきても、健太を1番でいっていいかなという感じでしたね。

 

――3回表のホームランは見事でしたね。

本人にとっても、2ケタのホームランだしね。一時期の調子が良かった時の感じに戻ってきた感じがしますね。

 

――菊池のストレートをスタンドに持っていくのはすごいですね。

前さばきというか、しっかり、左手が利いてきて、前サイドがよく聞いてきましたね。悪いときは上の手が邪魔して、アウトサイドインというか、ドアスイング気味になっていたのがきれいに、インサイドアウトになっていますよね、バットの出方が良くなってきているので、もうしばらくはいい状態が続くんじゃないかな。

 

――この8得点で昨日までの鬱憤が飛ぶんじゃないですか。

そうですね。あの2点を先制できたのは大きかったね。本当。

 

――城所の起用もあたりました。

そこはちょっと守りを重視しているなかでの起用でしたね。それでも、城所に何とか、最初にヒットが1本で来て良かったです。そういう形で不調だった選手たちの状態が上がってくれば、もっといい戦いができる、得点力が上がってくると思う。

 

――4番の内川選手も活躍しました。

今は(中村)晃を含めて、3、4、5、6番打者には任せるだけなんでね、7回表の長谷川の3塁打も大きかったですね。みんなでつないだ中で、クリーンアップが還す感じになっていけば、いいと思います。

1 2