高校時代から“プロ級”…?甲子園で躍動した中日の現役選手6人。聖地で輝く選手たち
2025/08/16 NEW
産経新聞社
岡田俊哉
・投打:左投左打
・身長/体重:178cm/69kg
・生年月日:1991年12月5日
・経歴:智弁和歌山高
・ドラフト:2009年ドラフト1位
高校1年時から大きな貢献を見せていた岡田俊哉は、高校時代から別格の存在だったと言えるだろう。
智弁和歌山高で1年春からベンチ入りしていた岡田。1年夏から甲子園を経験し、チームを引っ張る存在だった。そして迎えた高校最終年は、地方大会から凄まじいピッチングを見せていた。
和歌山県大会では、準々決勝から決勝まで3試合連続完封。無失点のまま甲子園に乗り込んだ。甲子園では3回戦で敗れたものの、スカウトからの評価は変わらず、中日ドラゴンズからドラフト1位指名を受けた。
プロ4年目で大ブレイクを果たし、キャリアハイの66試合に登板。22ホールドポイント、防御率2.79の安定感も光り、リリーフ陣の一角を担う存在に成長した。
その後もフル回転で投げ続けた岡田だが、けがや不調もあって登板機会が激減。今季は3年ぶりの一軍登板を果たしたが、3試合の登板で防御率8.59となっている。
一軍復帰という一歩を踏み出しただけに、崖っぷちからの這い上がりを期待したい。
【了】