高校時代から“プロ級”…?甲子園で躍動した中日の現役選手6人。聖地で輝く選手たち
2025/08/16 NEW
産経新聞社
石川昂弥
・投打:右投右打
・身長/体重:186cm/100kg
・生年月日:2001年6月22日
・経歴:東邦高
・ドラフト:2019年ドラフト1位
高校通算本塁打数が50本を超えている石川昂弥。中でも高校3年春のバッティングは、目を見張るものがあった。
石川は東邦高に入学し、高校2年時から4番。エースとしてもチームを引っ張りつつ、持ち味の強打で中心選手になった。
高校3年春の選抜大会では全試合に先発し、決勝まで勝ち進んだ石川。習志野高との試合では2本塁打を放ち、さらに完封。まさに主役と言える躍動ぶりで、平成最後の選抜を制した。
夏の甲子園には届かなかったが、ドラフトでは3球団競合の末に中日ドラゴンズに入団。高校通算55本塁打の石川にかかる期待は大きいものがあったが、プロ入りから3年間は思うような成績を残せなかった。
2023年こそ規定打席に到達し、13本塁打をマーク。ついに覚醒かと思われたものの、今季は未だ一軍でのアーチがない。今季、一軍では21試合の出場で打率.132、4打点の成績だ。
プロ6年目を迎えているだけに、自らの真価を発揮したい。