高校時代から“プロ級”…?甲子園で躍動した中日の現役選手6人。聖地で輝く選手たち
2025/08/16 NEW
産経新聞社
中田翔
・投打:右投右打
・身長/体重:184cm/107kg
・生年月日:1989年4月22日
・経歴:大阪桐蔭高
・ドラフト:2007年高校生ドラフト1巡目
高校時代から一際目立つ存在だった選手が、大阪桐蔭高でプレーした中田翔である。
全国から有望選手が集まる環境の中、中田は1年夏にレギュラーを獲得。平田良介(元・中日)、辻内崇伸(元・巨人)らといった上級生に引けを取らない活躍で、「怪物」との異名もついたほどだ。
高校2年夏、横浜高との試合に臨んだ中田はバックスクリーン横に特大の一発。打った瞬間ホームランとわかる打球は、高校野球ファンの度肝を抜いた。ただ、斎藤佑樹率いる早稲田実に完敗を喫すると、高校最後の夏は甲子園にたどり着けずに終わった。
それでもスカウトから高い評価を得て、競合の末に北海道日本ハムファイターズに入団。やや時間はかかったが、チームをリーグ優勝・日本一に導く4番として責務を果たした。
その後、読売ジャイアンツを経て中日ドラゴンズに移籍し、移籍2年目を迎えている中田。だが、現状は苦しい1年を過ごしていた。
そんな中、今季限りで現役引退することを表明。今季は25試合の出場で打率.161、2本塁打、4打点と成績にとどまっていた。