高校時代から“プロ級”…?甲子園で躍動した中日の現役選手6人。聖地で輝く選手たち
2025/08/16 NEW
産経新聞社
柳裕也
・投打:右投右打
・身長/体重:180cm/85kg
・生年月日:1994年4月22日
・経歴:横浜高 – 明治大
・ドラフト:2016年ドラフト1位
2桁勝利2度の実績がある柳裕也も、甲子園で活躍した1人である。
神奈川県の名門・横浜高出身の柳。高校2年時の選抜大会で甲子園のマウンドに立ち、夏も甲子園を経験。奈良県の智弁学園高相手に好投を見せるも、9回に逆転されて敗れた。
3年春の選抜大会では、高知高相手に完封勝利をマークし、エースの貫禄を披露。最後の夏は甲子園に届かなかったが、十分なインパクトを残して明治大に進学。大学でさらなる成長を見せ、ドラフト1位で中日ドラゴンズに入団した。
2019年に自己最多の11勝を挙げると、2021年にはキャリアハイの172回を投げ、2度目の2桁勝利をマーク。押しも押されもせぬ中日のエースに君臨した。
ただ、直近2年は4勝にとどまっている。今季は防御率1点台をキープしているものの、8試合の登板で2勝2敗だ。
それでも、8月13日の巨人戦で約4ヶ月の白星を挙げた。苦しいシーズンが続く中、ここから意地を見せられるだろうか。