高校時代から“プロ級”…?甲子園で躍動した中日の現役選手6人。聖地で輝く選手たち
2025/08/16 NEW
産経新聞社

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8月5日から開幕した第107回全国高等学校野球選手権大会。高校球児の憧れの舞台であり、ここからプロの世界へ羽ばたく選手も多い。そこで今回は、現役プロ野球選手の中で、高校時代に甲子園で躍動した中日ドラゴンズの選手を紹介する。(今季成績は8月15日終了時点)
根尾昂
・投打:右投左打
・身長/体重:177cm/85kg
・生年月日:2000年4月19日
・経歴:大阪桐蔭高
・ドラフト:2018年ドラフト1位
プロ入り後は苦しいシーズンが続いている根尾昂。だが、高校時代は世代トップと言える選手の1人だった。
名門・大阪桐蔭高に進学すると1年秋に背番号1桁を獲得。2年春から早くも主力となり、内外野に加えてピッチャーもこなすなど、その器用ぶりが高く評価されていた。
中でも3年夏は甲子園で大活躍。投打ともに一流の存在感を発揮すると、決勝戦の金足農との試合では、バックスクリーンに豪快なホームラン。春夏連覇に大きく貢献し、ドラフト1位指名は確実と言われていた。
ドラフトでは4球団から1位指名を受け、中日ドラゴンズに入団。誰もがスターになることを信じて疑わなかったが、プロの壁に直面し、いまだにレギュラーに定着できていない。
投手転向となった後も、一軍での起用は限定的。今季もわずか4試合の一軍登板で、防御率7.94にとどまっている。
首脳陣からの信頼を勝ち取り、高校時代のような輝きを見せたいところだ。