強いホークスの裏で…ソフトバンク、波に乗り切れていない選手6人。後半戦での巻き返しは?
2025/08/09 NEW
産経新聞社
津森宥紀
投打:右投右打
身長/体重:176cm/87kg
生年月日:1998年1月21日
経歴:和歌山東高 – 東北福祉大
ドラフト:2019年ドラフト3位
福岡ソフトバンクホークスの中継ぎ陣の一角を任される津森宥紀が、今季は序盤から苦しんでいる。
4月に6試合連続無失点を記録するも、同月27日の東北楽天ゴールデンイーグルス戦で満塁の場面を招くと、サヨナラヒットを浴びて今季初黒星。
続く同月30日の北海道日本ハムファイターズ戦では、1本塁打を含む4安打2失点を喫すると、5月1日に登録抹消。二軍調整に入った。
今季は、150キロを越えるストレートの威力が落ちている印象だ。詰まりながらも合わされたり、上手く捉えられたりする場面が目立つ。
2021年から毎年45試合以上の登板を続けている勤続疲労の影響もあるのかもしれない。
しかし、6月19日に約2カ月ぶりに一軍登録されると、6月29日の千葉ロッテマリーンズ戦では、1イニングを投げて1ホールド。7月20日の西武戦では1/3を投げてホールドを記録するなど、結果を残した。
今季は、18試合の登板で4ホールドポイント(1勝1敗1セーブ、3ホールド)、防御率4.41の成績。好調時と比べて、投げた後の右足の踏み込みが深すぎるからか、直球の威力が半減しているように感じられる。
津森の本来の武器である右のサイドスローから繰り出される”伸び上がるストレートの威力”が戻るか。今後も注目したい。