強いホークスの裏で…ソフトバンク、波に乗り切れていない選手6人。後半戦での巻き返しは?
2025/08/09 NEW
産経新聞社
秋広優人
投打:右投左打
身長/体重:200cm/100kg
生年月日:2002年9月17日
経歴:二松学舎大付高
ドラフト:2020年ドラフト5位
今季途中に読売ジャイアンツからトレード移籍した秋広優人だが、パ・リーグの適応に苦しんでいる。
巨人時代の2023年には、121試合の出場で打率.273、10本塁打、41打点の成績を挙げ、主砲としての成長を期待された。
しかし、昨季は26試合の出場で打率.261、1打点と不振。そして、今季は5試合と出場機会を減らす中での、福岡ソフトバンクホークスへの移籍である。
5月15日に一軍登録された秋広。同日の埼玉西武ライオンズ戦で即スタメン起用されると、移籍後初ヒットを記録してみせた。
6月11日の巨人戦では、センターへの二塁打。同月14日のDeNA戦では、移籍後初本塁打をマークする。
しかし、同月17日の広島東洋カープ戦以降、14打席連続無安打に陥ると、7月3日に一軍登録抹消となってしまった。「さあ、これから」と期待を抱かせる予感があっただけに、残念な結果である。
今季、ソフトバンク移籍後は22試合に出場し、打率.208、1本塁打、4打点。2メートルを超えるたぐいまれなる体格を有しながら、そのパワーを上手く活かし切れていないように感じられる。
2023年の長打率.401、18二塁打を記録した時の打撃が見られるか。それとも、新しいスタイルに変わるのか。
秋広への楽しみは、尽きない。