今季の“不良債権”に…?高年俸ながら成績を残せていない選手6人。実力を発揮出来ていない大物たち
2025/08/07
産経新聞社
タイラー・オースティン
・投打:右投右打
・身長/体重:188cm/100kg
・生年月日:1991年9月6日
・経歴:ヘリテージ高 – ヤンキース – ツインズ – ジャイアンツ – ブルワーズ
怪我による離脱が多くなっているタイラー・オースティンも、高年俸ながら苦しんでいる1人だ。
メジャーリーグの複数球団でプレーしたオースティンは、2019年オフに来日。横浜DeNAベイスターズと契約を結ぶと、来日1年目から20本塁打を放ち、持ち前の長打力を発揮した。
翌2021年は107試合に出場し、打率.303、28本塁打の好成績をマーク。チームの主軸に定着したが、2022年以降は怪我に悩まされ、出場試合数が激減した。
昨シーズンは106試合に出場し、初の規定打席に到達。首位打者(.316)のタイトルに輝き、健在ぶりをアピール。日本シリーズでも長打力を発揮し、チームの日本一に大きく貢献した。
昨季果たせなかったリーグ優勝に向け、今季はフル回転が求められたが、コンディション不良や打撃不振が重なり、再び出場機会を減らしているオースティン。
それでも、8月5日に一軍に復帰すると、復帰後初打席初スイングでソロ本塁打を放つなど、早々に存在感を発揮。後半戦は年俸に見合った活躍が期待できそうだ。