今季の“不良債権”に…?高年俸ながら成績を残せていない選手6人。実力を発揮出来ていない大物たち
2025/08/07
産経新聞社
坂本勇人
・投打:右投右打
・身長/体重:186cm/86kg
・生年月日:1988年12月14日
・経歴:光星学院高
・ドラフト:2006年高校生ドラフト1巡目
読売ジャイアンツの中軸を長きにわたって担う坂本勇人だが、今シーズンは苦しいシーズンを送っている。
2006年ドラフト1位で巨人に入団後、高卒2年目の2008年から開幕スタメンを勝ち取り、全144試合に出場。瞬く間にレギュラーの座を奪い取り、チームに欠かせない存在となった。
2012年に最多安打(173安打)のタイトルに輝き、日本代表の正遊撃手としてもプレー。2010年から2014年まで5年連続で全試合出場を果たすなど、タフネスぶりも発揮した。
2016年には首位打者(.344)、最高出塁率(.433)のタイトルに輝くと、2019年には40本塁打を放つ活躍で、同年のMVPを受賞するなど、球界トップクラスの選手に。
2020年に通算2000本安打を達成し、レジェンドの仲間入りを果たしたものの、昨シーズンは109試合の出場にとどまった坂本。打率.238、7本塁打と不本意な成績に終わった。
昨年11月の契約更改では、13年ぶりに年俸がダウン。単年契約で迎えた今季は、打撃3部門のすべてで成績が落ち込んでおり、キャリアの中でもっとも苦しい1年となっている。