今季の“不良債権”に…?高年俸ながら成績を残せていない選手6人。実力を発揮出来ていない大物たち
2025/08/07
産経新聞社
中田翔
・投打:右投右打
・身長/体重:184cm/107kg
・生年月日:1989年4月22日
・経歴:大阪桐蔭高
・ドラフト:2007年高校生ドラフト1巡目
中日ドラゴンズの野手の中では、高い年俸額となっている中田翔。しかし、金額に見合った活躍ができているとは言い難い。
大阪桐蔭高では投打にわたって圧倒的な存在感を示し、2007年高校生ドラフト1位で北海道日本ハムファイターズから指名を受け入団。2011年にレギュラーに定着すると、2014年には100打点を挙げ打点王に輝いた。
2016年には3年連続の100打点を達成し、2度目の打点王に輝き、日本一を達成。2020年には108打点を記録し、4年ぶり3度目の打点王のタイトルを獲得するなど、主軸打者として存在感を発揮。
しかし、自らの不祥事により、2021年のシーズン途中に無償トレードで読売ジャイアンツへ移籍した。
新天地でも持ち前の長打力を発揮し、2022年には24本塁打を放ったが、翌年以降は坂本勇人の三塁コンバートなどもあり、スタメンでの出場機会が減少。
その後、出場機会を求めて2024年から中日に移るも、同年は62試合の出場にとどまり、打率.217、4本塁打の成績に終わった。
今季は2年契約の2年目だが、ここまで22試合出場、2本塁打とさらに成績を落としている。今後は相当な働きを見せなければ、オフの大減俸が必至と言える。