多角的な視点で発信する野球専門メディアベースボールチャンネル


他球団に“電撃放出”…プロ野球、トレードor人的補償でまさかの移籍となったドラフト1位選手6人

2025/08/07

text By

photo

産経新聞社



澤村拓一(千葉ロッテマリーンズ)

ロッテ・澤村拓一
・投打:右投右打
・身長/体重:184cm/105kg
・生年月日:1988年4月3日
・経歴:佐野日大高 – 中央大
・ドラフト:2010年ドラフト1位
 
 ドラフト1位で入団し、先発や抑えなどあらゆる役割で活躍を見せていた澤村拓一。低迷していた時期ではあったが、予想外のトレード移籍となった。
 
 中央大から2010年ドラフト1位で読売ジャイアンツに入団。ルーキーイヤーから先発ローテーションに定着し、29試合(200回)を投げ、11勝11敗、防御率2.03の好成績で新人王に輝いた。
 

 
 同年から2年連続で2桁勝利を挙げたが、不調に陥って2015年からリリーフに配置転換。翌2016年には37セーブを挙げ、最多セーブのタイトルを獲得した。
 
 しかし、その後は好不調の波が大きく、2020年は三軍降格を経験するなど苦しんだ。
 
 そんな中、2020年シーズン途中に香月一也との交換トレードで千葉ロッテマリーンズへの移籍が決定。実績に大きな差がある格差トレードとして話題を集めた。
 
 それでも、ロッテ移籍後は息を吹き返し、22試合登板、2勝1敗13ホールド、防御率1.71をマーク。メジャーリーグ移籍を経て、2023年から再びロッテでプレーしている。

1 2 3 4 5 6


error: Content is protected !!