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他球団に“電撃放出”…プロ野球、トレードor人的補償でまさかの移籍となったドラフト1位選手6人

2025/08/07

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産経新聞社



甲斐野央(埼玉西武ライオンズ)

西武・甲斐野央
・投打:右投左打
・身長/体重:188cm/92kg
・生年月日:1996年11月16日
・経歴:東洋大姫路高 – 東洋大
・ドラフト:2018年ドラフト1位
 
 ブルペンの一角を担い、貴重な一軍戦力となっていた中で、まさかの移籍となったのが甲斐野央だ。
 
 東洋大4年時には、大学日本代表に選出されるなど、世代屈指の剛腕として注目を集めた甲斐野。迎えた2018年ドラフト会議で福岡ソフトバンクホークスから1位指名を受け、プロ入りを果たした。
 

 
 ルーキーイヤーからリリーフの役割で一軍に定着し、65試合登板、2勝5敗8セーブ26ホールド、防御率4.14とフル回転。
 
 しかし、翌2020年は右肘の故障で一軍登板なしに。それでも、2023年は46試合に登板し、3勝1敗2セーブ8ホールド、防御率2.53の好成績をマーク。
 
 復活の兆しを見せていた中、同年オフに山川穂高のFA人的補償として、埼玉西武ライオンズへの移籍が決まった。
 
 移籍初年度は右肘の故障があり、19試合の登板にとどまったが、今季は16試合連続ホールドを記録。ファン投票でオールスターゲームに初選出されるなど、ブルペンを支える活躍を見せている。

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