プロ入り前からの縁?甲子園で直接対決した選手(1)球界を代表する現役コンビ
2025/08/15 NEW
産経新聞社

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8月5日に開幕した第107回全国高等学校野球選手権大会。これまで数多くのプロ野球選手が高校時代に甲子園の舞台に立ち、名勝負が演じられてきた。その中で、プロの世界で活躍する選手同士が、甲子園で直接対決したケースも多くある。今回は、高校時代に甲子園で直接対決した過去がある選手を紹介する。
田中将大・中田翔
球界を代表する選手として、現在もプレーし続ける田中将大と中田翔。2人は甲子園で直接対決した過去があった。
田中は高校2年夏、駒大苫小牧高の一員として夏連覇を達成。闘志を前面に出すピッチングスタイルは、多くの高校野球ファンに強いインパクトを与えた。
一方の中田は、名門の大阪桐蔭高でクリーンアップを任された存在だ。早くからアーチを量産し続け、「怪物」と呼ばれるように。規格外の飛距離で度肝を抜き、世代屈指のスラッガーに君臨していた。
両者の直接対決が実現したのは、2005年の夏の甲子園の準決勝。当時2年の田中がインコースを果敢に攻めると、1年の中田が田中を睨みつけるようなシーンもあった。高校でもトップクラスの選手だっただけに、意識する部分もあったはずだ。
中田は三振に打ち取られる打席もあったが、田中からヒットも記録。最終的に駒大苫小牧高が6-5で勝利を収め、そのまま優勝まで突っ走った。
現在は同一リーグに在籍する2人だが、直接対決の機会は巡ってくるだろうか。
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