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由伸、阿部の後継者は? 巨人を悩ます「次代の左の長距離砲不在」問題【死亡遊戯コラム】

広島に圧倒的なゲーム差を付けられて、優勝を逃した巨人。巨人の強い時代はいつも左のスラッガーが存在した。

2016/09/17

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現在の巨人の左打者といえば……

だが、今のチームで阿部以外にスラッガーと呼べるのは22本塁打を放っている助っ人のギャレットくらいだろうか。
亀井善行、脇谷亮太、松本哲也、橋本到、立岡宗一郎、重信慎之介、辻東倫……。
日本人選手では1軍、2軍、3軍、すべてを見回してもバランス型の中距離打者タイプや俊足巧打タイプが異常に多い。
堂上剛裕や北篤といった移籍組のアラサー選手は立派な体格をしているが、いかんせん出場機会がほとんどない。
主力の坂本勇人、村田修一、長野久義、次代の大砲として期待されている20歳の岡本和真も皆右打ちというのが現状だ。

こうなると、昨年のドラフトで高山俊(阪神)、吉田正尚(オリックス)、茂木栄五郎(楽天)といった即戦力の左の強打者が豊作の年に、彼らを全員スルーして大卒投手の桜井俊貴(今季0勝1敗、防御率8.31)を単独1位指名したスカウトや編成に疑問を抱かざるを得ない。
今後も左の長距離砲は助っ人やFA補強に頼るのか?
それとも来年のドラフトでは競合覚悟で話題の超高校級スラッガー清宮幸太郎(早実)を指名するのか?

ここ数年、巨人ではキャッチャー阿部の次の正捕手問題ばかり注目されているが、「左のスラッガー阿部慎之助」の後継者育成も急務である。

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