“不振脱却”なるか…パリーグ、前年から大きく成績を落としている野手6人
2025/08/08 NEW
産経新聞社

プロ野球 最新情報
シーズンの後半戦に突入している2025年のプロ野球。今季は飛躍を遂げた選手が多く現れた一方、前年から成績を落としている選手も少なくない。不調に苦しむ選手はシーズン後半に巻き返せるか、注目が集まるとことだ。ここでは、前年から成績を大きく落としているパシフィック・リーグの野手を紹介したい。(※今季成績は8月8日時点)
松本剛(北海道日本ハムファイターズ)
・投打:右投右打
・身長/体重:180cm/84kg
・生年月日:1993年8月11日
・経歴:帝京高
・ドラフト:2011年ドラフト2位
昨季まで不動のレギュラーに君臨していた松本剛だが、今季は2度の二軍降格を味わうなど、苦しいシーズンを過ごしている。
帝京高から2011年ドラフト2位で北海道日本ハムファイターズに入団。内野手登録でプロのキャリアをスタートさせたが、高卒6年目の2017年に外野でレギュラーに定着。同年は115試合に出場し、打率.274、5本塁打、33打点の好成績を残した。
その後は低迷したが、2022年に117試合出場、打率.347、3本塁打、44打点、21盗塁と再ブレイクし、首位打者を戴冠。翌2023年はリーグ5位の打率.276と安定した成績を収めた。
昨季は打率.236と打撃成績こそ落としたが、127試合に出場し、チームトップの20盗塁を記録した。
しかし、今季は極度の不振に陥り、ここまで42試合の出場で打率.210、7打点、3盗塁と寂しい数字が並ぶ。
7月29日に一軍復帰後は復調の兆しを見せていたが、8日7日の西武戦で右手に死球を受け、負傷交代。患部の状態が不安視されている。