“不振脱却”なるか…セリーグ、前年から大きく成績を落としている野手6人
2025/08/08 NEW
産経新聞社
矢野雅哉(広島東洋カープ)
・投打:右投左打
・身長/体重:171cm/72kg
・生年月日:1998年12月16日
・経歴:育英高 – 亜細亜大
・ドラフト:2020年ドラフト6位
昨季は卓越した守備力で正遊撃手の座を掴み、ブレイクを遂げた矢野雅哉。しかし、今季は打撃面で苦しんでいる。
亜細亜大から2020年ドラフト6位で広島東洋カープに入団。プロ3年目の2023年に内野の守備固めで出番を増やし、93試合に出場。
一方で、同年は打率.193に終わり、レギュラー奪取には打撃が大きな課題となっていた。
そんな中、昨季は打力が向上し、正遊撃手に定着すると、137試合出場で打率.260、2本塁打、38打点、13盗塁、出塁率.322の好成績をマーク。自身初のゴールデングラブ賞に輝くなど、飛躍のシーズンとなった。
今季は開幕から多くの試合でスタメン起用されているものの、打撃の状態がなかなか上がらず。現時点で87試合出場、打率.214、1本塁打、17打点、1盗塁と前年から大きく数字を落としている。
球界随一の遊撃守備を誇るが、投手が打席に立つセントラル・リーグでレギュラーとして出場を続けるには、打撃の水準を高めたいところだ。