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“不振脱却”なるか…セリーグ、前年から大きく成績を落としている野手6人

2025/08/08 NEW

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産経新聞社



ohshiro maegawa yano

プロ野球 最新情報

 シーズンの後半戦に突入している2025年のプロ野球。今季は飛躍を遂げた選手が多く現れた一方、前年から成績を落としている選手も少なくない。不調に苦しむ選手はシーズン後半に巻き返せるか、注目が集まるとことだ。ここでは、前年から成績を大きく落としているセントラル・リーグの野手を紹介したい。(※今季成績は8月8日時点)

大城卓三(読売ジャイアンツ)

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・投打:右投左打
・身長/体重:187cm/95kg
・生年月日:1993年2月11日
・経歴:東海大相模高 – 東海大 – NTT西日本
・ドラフト:2017年ドラフト3位
 
 昨季は開幕から打撃不振に苦しんだものの、シーズン後半に復調した大城卓三。今季もここまで不調に陥っており、前年のような巻き返しが期待されている。
 
 NTT西日本から2017年ドラフト3位で読売ジャイアンツに入団すると、ルーキーイヤーから83試合に出場。プロ3年目の2020年に正捕手の座を奪い、同年は打率.270、9本塁打、41打点の活躍でベストナインに輝いた。
 

 
 2023年には134試合出場、打率.281、16本塁打、55打点の好成績を収め、2度目のベストナインを獲得。
 
 しかし昨季は、春先から打率1割台と低迷し、二軍降格を味わった。それでも、シーズン後半は状態を上げ、96試合の出場で打率.254、3本塁打、27打点という成績でシーズンを終えた。
 
 今季も開幕からつまずき、現時点で37試合出場、打率.169、3本塁打、7打点。現在は一軍に帯同しているが、依然として出場機会は少ない。
 
 シーズン後半に向けて、本来の打撃を取り戻したいところだ。

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