“不振脱却”なるか…パリーグ、前年から大きく成績を落としている投手6人
2025/08/04 NEW
産経新聞社

プロ野球 最新情報
シーズンの後半戦に突入している2025年のプロ野球。今季は飛躍を遂げた選手が多く現れた一方、前年から成績を落としている選手も少なくない。不調に苦しむ選手はシーズン後半に巻き返せるか、注目が集まるとことだ。ここでは、前年から成績を大きく落としているパシフィック・リーグの投手を紹介したい。(※今季成績は8月4日時点)
佐藤隼輔(埼玉西武ライオンズ)
・投打:左投左打
・身長/体重:182cm/86kg
・生年月日:2000年1月3日
・経歴:仙台高 – 筑波大
・ドラフト:2021年ドラフト2位
2年連続で40試合登板をクリアし、昨季は勝ちパターンの一角を担った佐藤隼輔。だが、プロ4年目の今季は不調に陥っている。
筑波大から2021年ドラフト2位で埼玉西武ライオンズに入団。ルーキーイヤーは先発、中継ぎの両輪で12試合に登板し、3勝4敗、防御率4.60を記録した。
翌2023年はリリーフに専念すると、150キロ超の速球を武器にブレイク。昨季は45試合に登板し、2勝1敗17ホールド、防御率1.69の好成績。
特に夏場から22試合連続無失点をマークするなど、抜群の安定感を発揮した。
しかし今季は、打ち込まれる登板が目立ち、6月9日に二軍降格。その後再昇格したが、20試合登板、2敗6ホールド、防御率6.41と数字を落としており、7月18日以降は再びファーム再調整を強いられている。
チームでは貴重な中継ぎ左腕となっているだけに、復調が待たれている。