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“不振脱却”なるか…セリーグ、前年から大きく成績を落としている投手6人

2025/08/04 NEW

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産経新聞社



塹江敦哉(広島東洋カープ)

広島・塹江敦哉
・投打:左投左打
・身長/体重:178cm/91kg
・生年月日:1997年2月21日
・経歴:高松北高
・ドラフト:2014年ドラフト3位
 
 昨季は自己最多の53試合に登板し、防御率1点台と飛躍を遂げた塹江敦哉。だが、今季は前年の活躍を継続することができず、二軍降格を味わった。
 
 高松北高から2014年ドラフト3位で広島東洋カープに入団。高卒6年目の2020年に52試合に登板するなど、リリーフで台頭。
 

 
 翌2021年も50試合登板をクリアしたが、その後の2年間は思うような結果を残せなかった。
 
 それでも、2024年からサイドスローに転向すると、53試合の登板で、2勝16ホールド、防御率1.58と覚醒。2025年3月に開催された「ラグザス 侍ジャパンシリーズ」では、日本代表に招集された。
 
 しかし、今季は開幕から打ち込まれる登板が目立ち、25試合の登板で防御率4.58と振るわず。6月11日に登録を抹消された。
 
 その後、ファームで好投を続け、7月31日に一軍再昇格。しかし、復帰後初登板となった8月2日の中日戦では、相手の4番・細川成也にソロ本塁打を被弾。苦しいピッチングが続いている。

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