“不振脱却”なるか…セリーグ、前年から大きく成績を落としている投手6人
2025/08/04 NEW
産経新聞社

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シーズンの後半戦に突入している2025年のプロ野球。今季は飛躍を遂げた選手が多く現れた一方、前年から成績を落としている選手も少なくない。不調に苦しむ選手はシーズン後半に巻き返せるか、注目が集まるとことだ。ここでは、前年から成績を大きく落としているセントラル・リーグの投手を紹介したい。(※今季成績は8月4日時点)
ハビー・ゲラ(阪神タイガース)
・投打:右投左打
・身長/体重:183cm/85kg
・生年月日:1995年9月25日
・経歴:セントロエドゥカティーボクルトゥラルビリンゲエゼル校 – パドレス – レイズ – ブルワーズ – レイズ
昨季は勝ちパターンの一翼を担い、ブルペンに不可欠な存在となっていたハビー・ゲラだが、今季は大不振に陥っている。
2018年に内野手としてメジャーデビューしたゲラ。翌2019年に投手へ転向すると、メジャー通算5年間で61試合登板、3勝1敗、防御率6.43を記録。2024年から阪神タイガースの一員となった。
来日初年度は、開幕から岩崎優とともにダブルクローザーを任され、59試合登板、1勝4敗14セーブ31ホールド、防御率1.55の好成績をマーク。
しかし今季は、2試合連続で3失点を喫し、開幕早々に二軍降格。再昇格を果たすも、6試合の登板で防御率13.50と振るわず、4月下旬から再び二軍調整を余儀なくされている。
チームは7月にグラント・ハートウィグ、ラファエル・ドリスと助っ人リリーバーを相次いで補強。ゲラはかなり厳しい立場に立たされている。