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コスパ最強…?低年俸でも躍動している選手6人。”編成的にも”チームに貢献している選手たち

2025/08/06 NEW

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産経新聞社



西川愛也

西武・西川愛也
・投打:右投左打
・身長/体重:181cm/90kg
・生年月日:1999年6月10日
・経歴:花咲徳栄高
・ドラフト:2017年ドラフト2位
 
 今シーズンは自身初となる規定打席到達が期待される西川愛也は、年俸が決して高くはない選手だ。
 
 名門・花咲徳栄高で夏の甲子園優勝を経験。打撃力を高く買われたこともあり、2017年ドラフト会議で埼玉西武ライオンズから2位指名を受けた。
 

 
 ファームで経験を重ね、高卒3年目で一軍に初出場。その年にヒットを放ったものの、2021年、2022年はノーヒット。結果的に62打席連続でヒットが出ないと苦しい期間を過ごした。
 
 それでも、昨シーズンはプロ入り後初めて100試合出場を達成。飛躍のきっかけとなるシーズンを過ごした。
 
 今季はさらなる進化を見せており、ここまでの全試合に出場し、リードオフマンとして西武打線を牽引。滝澤夏央と共に上位打線を担う存在に成長した。
 
 8月2日のロッテ戦では球団最多記録に並ぶ1試合6安打と大暴れし、球団では70年ぶりの記録を樹立。すでに年俸以上の価値を結果で残している。

 

 
【了】

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