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コスパ最強…?低年俸でも躍動している選手6人。”編成的にも”チームに貢献している選手たち

2025/08/06 NEW

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産経新聞社



上林誠知

uebayashiseiji
・投打:右投左打
・身長/体重:185cm/90kg
・生年月日:1995年8月1日
・経歴:仙台育英高
・ドラフト:2013年ドラフト4位

 
 今年のオールスターゲームにも出場を果たした上林誠知は、華麗な復活を遂げた1人である。
 
 仙台育英高から2013年ドラフト4位で福岡ソフトバンクホークスに入団。プロ4年目の2017年には134試合に出場し、打率.260、13本塁打をマーク。
 

 
 続く2018年は全試合出場を達成すると、打率.270に加え、キャリアハイとなる22本塁打を放つなど、今後のソフトバンク打線を長く担う存在になるかと思われた。
 
 しかし、その後は度重なる怪我や不調に苦しみ、打撃成績が低迷。56試合の出場にとどまった2023年のオフに戦力外通告を受けた。
 
 2024年からは中日ドラゴンズでのプレーを決断。昨季は前年までの不振を払拭するに至らなかったが、今季は開幕から好調。すでに2019年以来となる2桁本塁打を放っており、長打力も復活している。
 
 ソフトバンク時代には高年俸と呼ばれるまでに上昇したが、今季年俸は高くないとされている。長打力に苦しむ中日において、なくてはならない存在だ。

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