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強いファイターズの裏で…日本ハム、波に乗り切れていない選手6人。後半戦での巻き返しは?

2025/08/01 NEW

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産経新聞社



上川畑大悟

日本ハム・上川畑大悟
投打:右投左打
身長/体重:167cm/73kg
生年月日:1997年1月12日
経歴:倉敷商 – 日本大 – NTT東日本
ドラフト:2021年ドラフト9位
 
 強肩と俊足を活かした広い守備範囲と、小技の効いた打撃でファンを唸らせる上川畑大悟。しかし、今季は打撃面で苦戦している。
 
 今季は35試合と出場機会を減らしている。2度の一軍昇格はあるものの、印象に残る活躍を見せられずに、現在二軍調整中である。
 

 
 遊撃にはパンチ力も兼ね備えた水野達稀、二塁には巧打の石井一成や奈良間大己、遊撃や二塁も守れるルーキーの山縣秀がおり、一軍でのレギュラー争いはますます激しくなっている。
 
 守備では印象に残る活躍をしているだけに、この枠に割って入るには、やはり打撃力だろう。今季は、以前のような力強いスイングが減ってきているのが気になるところだ。
 
 遊撃や二塁での惚れ惚れする守備力で、チームを何度も救ってきた上川畑。今季、開幕2戦目の埼玉西武ライオンズ戦で放った決勝のセンター前ヒットのような、印象に残る安打を積み重ねたい。
 
 二軍での調整を経て、後半戦には打撃面でも「さすが神川畑」と呼ばれるプレーを数多く見たいものである。

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