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すでに“今季絶望”か…プロ野球、2025年シーズンにまさかの長期離脱が確定した選手6人

2025/08/01 NEW

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産経新聞社



仲三河優太(埼玉西武ライオンズ)

nakamigawayuta
・投打:右投左打
・身長/体重:180cm/100kg
・生年月日:2002年10月22日
・経歴:大阪桐蔭高
・ドラフト:2020年ドラフト7位
 
 今年7月に支配下復帰し、念願のプロ初安打を放った仲三河優太。チャンスを掴んだ矢先、まさかの長期離脱を強いられた。
 
 大阪桐蔭高から2020年ドラフト7位で埼玉西武ライオンズに入団。高卒2年目の2022年にはファームで打率.188ながら、9本塁打と長打力を示した。
 

 
 しかし、翌2023年は三軍戦が主戦場となり、同年オフに育成契約に移行。再スタートを切った昨季は、19試合の二軍出場で打率1割台に終わり、支配下復帰には至らなかった。
 
 それでも高卒5年目の今季は、二軍戦でサイクル安打を達成するなど猛アピール。45試合の出場で打率.345、9本塁打、37打点、5盗塁と傑出した成績を残し、7月10日に支配下昇格を勝ち取った。
 
 同日に一軍へ昇格し、代打でプロ初安打を記録。同月12日には「3番・指名打者(DH)」でプロ初スタメンに抜擢され、走者一掃のタイムリースリーベースを含む4打点の活躍を見せた。
 
 ところが、同月14日の日本ハム戦で右手有鉤骨を骨折し、一軍登録を抹消。飛躍の兆しを見せていた中で、無念の離脱となった。

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