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まさに“崖っぷち”…プロ野球、正念場を迎えたドラフト1位入団の現役選手6人

2025/08/01 NEW

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産経新聞社



中村奨吾(千葉ロッテマリーンズ)

nakamurashogo
・投打:右投右打
・身長/体重:180cm/86kg
・生年月日:1992年5月28日
・経歴:天理高 – 早稲田大
・ドラフト:2014年ドラフト1位
 
 不動のレギュラーとしてチームを牽引していた中村奨吾。プロ11年目を迎える今季は、5月上旬からファーム調整となるなど、成績の低下が顕著となっている。
 
 早稲田大から2014年ドラフト1位で千葉ロッテマリーンズに入団すると、ルーキーイヤーから111試合に出場。
 

 
 プロ4年目の2018年には二塁のレギュラーに定着し、143試合出場、打率.284、8本塁打、57打点、39盗塁の好成績をマーク。自身初のゴールデングラブ賞に選出された。
 
 同年から4年連続で全試合出場を達成し、2021年にはベストナインとゴールデングラブ賞をW受賞。翌2022年から2年連続2桁本塁打を放つなど、一定の数字を収めた。
 
 しかし、三塁に転向した昨季は、120試合の出場で打率.234、4本塁打、27打点と数字が急降下。今季は10年ぶりに開幕スタメンを逃すと、20試合の出場で打率.186、1本塁打、3打点と状態が上がらず、5月6日に登録抹消となった。
 
 ファームでは打率3割超と格の違いを見せているだけに、再び一軍で輝きを放ちたい。

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