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まさに“崖っぷち”…プロ野球、正念場を迎えたドラフト1位入団の現役選手6人

2025/08/01 NEW

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産経新聞社



根尾昂(中日ドラゴンズ)

neoakira
・投打:右投左打
・身長/体重:177cm/85kg
・生年月日:2000年4月19日
・経歴:大阪桐蔭高
・ドラフト:2018年ドラフト1位
 
 投手転向4年目を迎えた今季はリリーフに専念し、飛躍を目指した根尾昂。5月にチャンスを掴んだが、一軍に生き残ることはできなかった。
 
 大阪桐蔭高時代には投打の中心を担い、3年時に甲子園春夏連覇を達成。迎えた2018年ドラフト会議では4球団から1位指名を受け、競合の末に中日ドラゴンズへの入団が決まった。
 

 
 内野手としてプロのキャリアをスタートさせたが、2022年のシーズン途中に投手へ転向。同年は救援を中心に25試合に登板し、1ホールド、防御率3.41を記録した。
 
 翌2023年は先発に挑戦。二軍で土台を作り、シーズン終盤に一軍の先発マウンドに上がると、2試合の登板で防御率0.71をマークした。しかし、昨季は思うようなパフォーマンスを発揮できず。今季は再びリリーフに回ることとなった。
 
 開幕二軍スタートとなったが、結果を残して5月1日に一軍へ昇格。しかし、同月20日のDeNA戦では2回2/3を5失点。わずか4試合の一軍登板で二軍降格となった。
 
 再びファームで猛アピールし、一軍のマウンドに這い上がりたい。

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