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まさに“崖っぷち”…プロ野球、正念場を迎えたドラフト1位入団の現役選手6人

2025/08/01 NEW

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産経新聞社



山﨑康晃(横浜DeNAベイスターズ)

yamasakiyasuaki
・投打:右投右打
・身長/体重:179cm/88kg
・生年月日:1992年10月2日
・経歴:帝京高 – 亜細亜大
・ドラフト:2014年ドラフト1位
 
 長らく横浜DeNAベイスターズの守護神として君臨していた山﨑康晃。近年はパフォーマンスの低下が目立ち、今季は6月以降、二軍調整を余儀なくされている。
 
 亜細亜大から2014年ドラフト1位でDeNAに入団すると、ルーキーイヤーからクローザーに抜擢。58試合に登板し、2勝4敗37セーブ、防御率1.92の活躍で新人王に輝いた。
 

 
 その後も守護神の座を死守し、2018年から2年連続で最多セーブのタイトルを獲得。2022年には56試合登板、37セーブ、防御率1.33の好成績を収めた。
 
 しかし、昨季は安定感を欠き、2度の二軍降格を経験。最終的に同年は自己ワーストとなる38試合の登板にとどまり、3勝5敗4セーブ11ホールド、防御率3.35に終わった。
 
 今季は開幕一軍入りしたものの、13試合の登板で3敗、防御率4.09と苦しみ、5月29日に登録抹消となった。
 
 ファームでは7月1日の西武戦では先発登板し、3イニングを投げるなど、試行錯誤を続けている。あらゆる役割を想定し、再び一軍に返り咲きたい。

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