まさに“崖っぷち”…プロ野球、正念場を迎えたドラフト1位入団の現役選手6人
2025/08/01 NEW
産経新聞社

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プロ野球の世界では、ドラフト1位入団の選手には特に大きな期待が寄せられる。しかしながら、毎年新たに一軍戦力が台頭してくることで、しばらく結果を残せない場合、厳しい立場に置かれることとなる。そこで今回は、2025年シーズンに正念場を迎えているドラ1選手を紹介したい。(※今季成績は8月1日時点)
原樹理(東京ヤクルトスワローズ)
・投打:右投右打
・身長/体重:180cm/79kg
・生年月日:1993年7月19日
・経歴:東洋大姫路高 – 東洋大
・ドラフト:2015年ドラフト1位
2022年には8勝を挙げた原樹理だが、以降は低迷したシーズンが続き、今季は正念場を迎えている。
東洋大4年時には、東都2部リーグで2季連続最優秀投手を獲得。即戦力右腕として注目を集め、2015年ドラフト1位で東京ヤクルトスワローズに入団した。
ルーキーイヤーから先発として一軍のマウンドを経験すると、プロ3年目の2018年は先発、中継ぎの両輪で30試合に登板。6勝7敗1ホールド、防御率3.09を記録した。
その後は故障に苦しむシーズンが続いたが、2021年はシーズン後半から先発ローテーションに定着。9試合の登板で3勝1敗、防御率2.30をマーク。翌2022年は22試合に登板し、自己最多の8勝を挙げた。
しかし、2023年は一転して状態が上がらず、まさかの一軍登板なし。昨季はシーズンの大半を二軍で過ごし、7試合の一軍登板にとどまった。
今季も現時点で一軍登板がなく、ファーム成績も物足りない数字が並ぶなど、厳しい状況に置かれている。