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まさかのスランプ…今季ファーム調整を経験したスラッガー選手6人。大不振に陥った強打者たち

2025/08/01 NEW

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産経新聞社



グレゴリー・ポランコ

ロッテ・ポランコ
・投打:左投左打
・身長/体重:196cm/108kg
・生年月日:1991年9月14日
・経歴:セナペック高 – パイレーツ
 
 3年連続の2桁本塁打から一転、まさかのファーム調整となったグレゴリー・ポランコ。右肩の手術を受けた影響で今季中の戦線復帰に暗雲が立ち込めている。
 
 2022年に読売ジャイアンツに入団。来日1年目からパワーを発揮し、24本塁打を放った。しかし、守備面での不安が大きいこともあり、同年オフに自由契約となった。
 

 
 千葉ロッテマリーンズに入団したポランコは、2023年に26本塁打を放ち、本塁打王を獲得。ロッテの歴史では、落合博満が1986年に獲得して以来、37年ぶりの本塁打王誕生となった。
 
 昨季も23本塁打の成績で、ネフタリ・ソトとともに打線を牽引。チームは日本人野手の長打力不足が指摘されていただけに、重要な役割を担っていた。
 
 しかし、今季はわずか5本塁打にとどまっていた中、試合中の走塁で三塁ベースコーチと接触。右肩亜脱臼による炎症の診断を受け、一軍登録を抹消された。
 
 現在は米国でリハビリに励んでいるポランコ。今シーズン中に復帰を果たし、再びアーチを描くことが出来るだろうか。

 

 
【了】

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