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まさかのスランプ…今季ファーム調整を経験したスラッガー選手6人。大不振に陥った強打者たち

2025/08/01 NEW

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産経新聞社



タイラー・オースティン

DeNA・オースティン
・投打:右投右打
・身長/体重:188cm/100kg
・生年月日:1991年9月6日
・経歴:ヘリテージ高 – ヤンキース – ツインズ – ジャイアンツ – ブルワーズ
 
 復帰の目処が明らかになっていないタイラー・オースティンの不在は、横浜DeNAベイスターズにとって大きな痛手だ。
 
 メジャーリーグでの経験を重ね、2019年オフにDeNAに入団。来日1年目の2020年は65試合の一軍出場で20本塁打をマークするなど、高い適応能力を発揮した。
 

 
 しかし、2021年こそ打率.303、28本塁打と活躍したものの、その後は故障の連続。計算が立てづらい選手と認識されることも多く、存在感が薄くなっていた。
 
 昨季も106試合の出場で規定打席に到達し、打率.316をマーク。首位打者のタイトルを獲得し、健在ぶりを見せつけた。
 
 2年続けての好成績が期待された今季、開幕直後にコンディション不良で二軍降格。約1ヶ月後に一軍復帰を果たしたが、思うような打撃が見られず、2度目の抹消に。
 
 チームは終盤戦に向けマイク・フォードやダヤン・ビシエドなど長打力を持ち味とする外国人選手を次々に獲得。オースティンも改めて存在感を示すため、早期復帰し本来の打撃力を披露したい。

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