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まさかのスランプ…今季ファーム調整を経験したスラッガー選手6人。大不振に陥った強打者たち

2025/08/01 NEW

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産経新聞社



石川昂弥

中日・石川昂弥
・投打:右投右打
・身長/体重:186cm/100kg
・生年月日:2001年6月22日
・経歴:東邦高
・ドラフト:2019年ドラフト1位
 
 4番としての期待をかけられながら、結果を残せていない石川昂弥。ドラフト1位での入団だからこそ、相当な巻き返しが求められるだろう。
 
 東邦高で高校通算55本塁打を放ち、2019年ドラフト会議では3球団がドラフト1位で競合した結果、中日ドラゴンズに入団。地元ファンからの期待も高く、将来の主砲と目されていた。
 

 
 高卒1年目から一軍の舞台を経験し、プロ初ヒット、初打点を記録。しかし、翌年は怪我に悩まされ、一軍出場なしに終わった。
 
 プロ3年目となる2022年にプロ初本塁打を記録すると、2023年は自己最多となる121試合に出場し、2桁本塁打を達成(13本)。自身初の規定打席をクリアするなど、飛躍の1年を過ごした。
 
 しかし、昨季は一軍と二軍の往復で、82試合と前年より出場機会が減少し、4本塁打と成績も低下。規定打席到達も逃す悔しいシーズンとなった。
 
 今季は井上一樹監督から4番に指名され、開幕からスタメン出場を続けたが、成績が振るわず。ファームでも本塁打が出ていないだけに、浮上のきっかけを掴みたい。

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