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まさかのスランプ…今季ファーム調整を経験したスラッガー選手6人。大不振に陥った強打者たち

2025/08/01 NEW

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産経新聞社



浅村栄斗

楽天・浅村栄斗
・投打:右投右打
・身長/体重:182cm/90kg
・生年月日:1990年11月12日
・経歴:大阪桐蔭高
・ドラフト:2008年ドラフト3位
 
 かつてないほどの不振に悩まされているのが、東北楽天ゴールデンイーグルスの浅村栄斗だ。
 
 大阪桐蔭高で鮮烈な印象を残し、2008年ドラフト3位で埼玉西武ライオンズに入団すると、高卒3年目でレギュラーを獲得。様々なポジションをこなし、137試合で打率.268をマークした。
 

 
 2013年には全試合出場を成し遂げ、打率.317、27本塁打の好成績を収めた。また、110打点を記録し打点王に輝いた。
 
 その後も西武に欠かせない選手として活躍し、2018年まで同球団に在籍。シーズンオフにフリーエージェント(FA)権を行使した浅村は、新しい環境に楽天を選んだ。
 
 楽天では本塁打王に2度輝き、西武時代から続けていた全試合出場も継続。今季5月には、平成生まれの野球選手初となる通算2000安打達成の金字塔を打ち立てた。
 
 しかし、今季5月20日、出場機会がなく、ついに連続試合出場が1346でストップ。その後も調子が上がらず、無期限でのファーム調整となっている。2013年から続いているシーズン2桁本塁打も、このままでは達成が危うい状況だ。

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