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まさに“駆け込みトレード”…プロ野球、期限ギリギリに移籍した現役選手6人

2025/07/29 NEW

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産経新聞社



石川慎吾

ロッテ・石川慎吾
・投打:右投右打
・身長/体重:178cm/80kg
・生年月日:1993年4月27日
・経歴:東大阪大柏原高
・ドラフト:2011年ドラフト3位
 
 今季もファームでは圧倒的な成績を残している石川慎吾。一方で、一軍では思うような結果は残せていない。
 
 東大阪大柏原高から2011年ドラフト3位で北海道日本ハムファイターズに入団。プロ2年目にファームで高打率を残し、一軍デビューを飾った。
 

 
 翌2014年には出場機会を増やし、プロ初本塁打も放ったが、一軍定着には至らず。2016年のシーズンオフに読売ジャイアンツにトレード移籍した。
 
 巨人では、移籍初年度にキャリアハイの99試合に出場。打率.242、5本塁打をマークするなど飛躍の兆しを見せた。
 
 しかし、翌年以降もレギュラーを奪うことはできず、2023年7月3日、自身2度目の交換トレードで千葉ロッテマリーンズに加入した。
 
 途中加入となった2023年は、44試合出場で打率.348をマーク。貴重な一軍戦力となったが、昨季は再び成績を落としてしまった。
 
 今季は、ファームでは打率3割台後半と文句なしの数字だが、一軍では14試合出場、打率.086と低迷している。年齢的にも勝負のシーズンとなるだけに、本来の打棒を発揮したいところだ。

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