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まさに“駆け込みトレード”…プロ野球、期限ギリギリに移籍した現役選手6人

2025/07/29 NEW

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産経新聞社



川越誠司

kawagoeseiji
・投打:左投左打
・身長/体重:174cm/80kg
・生年月日:1993年6月30日
・経歴:北海高 – 北海学園大
・ドラフト:2015年ドラフト2位
 
 プロ10年目を迎える川越誠司も、7月中のトレード移籍を経験した1人である。
 
 北海高、北海学園大を経て、2015年ドラフト会議2位で埼玉西武ライオンズに入団。投手として入団したものの、ファームでも結果を残せないシーズンが続いた川越。2019年から打力を活かすため、外野手に登録変更した。
 

 
 移籍初年度から二軍で持ち前の長打力を発揮すると、2020年には一軍でプロ初アーチを記録。2021年にはキャリアハイの63試合に出場し、打率.225ながら5本塁打を記録した。
 
 だが、2023年は打撃不振に陥り、12試合の出場で打率.133、1本塁打と低迷。シーズン途中の7月18日に中日ドラゴンズへのトレード移籍が発表された。
 
 昨季は限られた出番の中で4番を務めた試合もあり、27試合出場ながら打率.268、2本塁打の数字。しかし今季は、ここまで24試合出場、打率.212と物足りない数字が並んでいる。
 
 打撃面でさらなるアピールを見せ、まずはスタメンの機会を勝ち取りたいところだ。

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