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高校時代から“プロ級”…?甲子園で躍動した阪神の現役選手6人。聖地で輝く選手たち

2025/08/01 NEW

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産経新聞社



前川右京

智辯学園・前川右京
投打:左投左打
身長/体重:176cm/86kg
生年月日:2003年5月18日
経歴:智弁学園高
ドラフト:2021年ドラフト4位
 
 レギュラー定着まであと一歩のところまで来ている前川右京も、高校時代から並外れた打撃力を披露していた。
 
 智弁学園では1年春から左翼のレギュラーに定着し、同年夏には4番打者として甲子園に出場。チームは初戦で敗れたが、2安打3打点と奮闘。
 

 
 その後は新型コロナウイルスによる大会中止の交流試合も含め、計4度の甲子園に出場。3年夏の甲子園では6試合出場で打率.455、2本塁打を記録し、チームの準優勝に貢献した。
 
 その打撃センスが評価され、2021年ドラフト4位で阪神タイガースに入団。ファームで経験を重ね、2023年には一軍初打席初安打を記録した。
 
 昨季は116試合と大きく出場機会を獲得。打率.269の成績を残し、翌年以降の一軍定着を期待させたが、今季は不振もあり二軍降格も経験。
 
 不動のレギュラーとなるためにも、後半戦で安定した成績を収め続けることが求められるだろう。

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