高校時代から“プロ級”…?甲子園で躍動した阪神の現役選手6人。聖地で輝く選手たち
2025/08/01 NEW
産経新聞社
井上広大
投打:右投右打
身長/体重:189cm/100kg
生年月日:2001年8月12日
経歴:履正社高
ドラフト:2019年ドラフト2位
ここまでは「未完の大器」としてファームで汗を流している井上広大。甲子園ではチームを優勝に導くなど、そのポテンシャルは間違いないだけに、一軍での覚醒が期待される。
履正社高では1年夏からベンチ入りし、3年春には甲子園に出場。同春は初戦で奥川恭伸を擁する星稜高に完封負けを喫したが、同年夏も大阪大会を勝ち抜き、甲子園に春夏連続出場。
井上は主軸打者としてチームを牽引し、順調に勝ち進めると、決勝戦では春に敗れた星稜高と再戦。奥川から3点本塁打を放つなど雪辱を果たし、同校初の甲子園優勝に貢献した。
2019年ドラフト会議にて、阪神タイガースから2巡目指名を受け入団。高卒1年目から一軍出場を果たすと、代打で適時二塁打を放ち初安打、初打点を記録した。
その後はファームでは最多安打のタイトルを獲得するなど存在感を発揮したが、一軍では出場機会が得られないシーズンが続いた。
昨季もファームでの首位打者を獲得するなど、光る打撃力は見せているだけに、一軍でのブレイクが期待される。