高校時代から“プロ級”…?甲子園で躍動した阪神の現役選手6人。聖地で輝く選手たち
2025/08/01 NEW
産経新聞社
中野拓夢
投打:右投左打
身長/体重:172cm/67kg
生年月日:1996年6月28日
経歴:日大山形高 – 東北福祉大 – 三菱自動車岡崎
ドラフト:2020年ドラフト6位
阪神タイガースの打線に欠かせない存在となっている中野拓夢も、高校時代に躍動した選手の一人だ。
日大山形高では2年夏から二塁のレギュラーに定着。同年の甲子園大会に出場すると、俊足巧打の二番打者として、山形県勢初の夏ベスト4入りに貢献。
3年時は甲子園出場を逃したが、高校卒業後は東北福祉大、三菱自動車岡崎を経て、2020年ドラフト6位で阪神の一員となった。
プロ1年目から遊撃のレギュラーを奪取すると、30盗塁を記録し盗塁王を戴冠。翌2022年も23盗塁を記録するなど、繋ぎの打者として阪神に欠かせない存在に。
2023年からは二塁手にコンバートされると、同年は全試合フルイニング出場を達成。164安打をマークし、自身初の最多安打のタイトルを獲得した。
昨季は打撃不振に陥る時期もあり成績を落としたが、今季はここまでリーグ上位の打率をマークしており、チームの首位独走に大きく貢献している。