高校時代から“プロ級”…?甲子園で躍動した阪神の現役選手6人。聖地で輝く選手たち
2025/08/01 NEW
産経新聞社

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各都道府県の代表が出揃い、いよいよ8月5日に開幕を迎える夏の甲子園。高校球児の憧れの舞台であり、ここからプロの世界へ羽ばたく選手も多い。そこで今回は、現役プロ野球選手の中で、高校時代に甲子園で躍動した阪神タイガースの選手を紹介する。(今季成績は7月25日時点)
村上頌樹
投打:右投左打
身長/体重:175cm/83kg
生年月日:1998年6月25日
経歴:智弁学園高 – 東洋大
ドラフト:2020年ドラフト5位
現在は阪神タイガースのエースとしてチームを引っ張る村上頌樹。高校時代は卓越した制球力を武器に、智弁学園高を選抜初優勝に導いた。
智弁学園高では1年夏からベンチ入りし、救援投手として甲子園に出場。同夏はその1登板にとどまったが、秋からはエースに。
3年春の選抜甲子園ではエースとして47イニングを一人で投げ抜き、同校初の選抜甲子園優勝に導いた。3年夏の甲子園は2回戦で敗れたが、9回2失点の好投を披露した。
卒業後は東洋大を経て2020年ドラフト5位で阪神に入団すると、ファームでの下積みを経て、2023年にブレイク。
同年は22試合に登板し、10勝6敗、防御率1.75という好成績を収め、最優秀防御率のタイトルを獲得。チームのリーグ優勝、日本一にも大きく貢献した。
昨季は25試合の登板で7勝11敗、防御率2.58と前年より数字を落としたが、エースとして先発ローテーションを牽引した。
今季は才木浩人とのダブルエース体制でチームを牽引。ここまで村上は8勝をマークしており、チームも首位独走と絶好調。2年ぶりのリーグ優勝へ着実に歩みを進めている。