歴戦のサイドスロー右腕を攻略!阪神・井坪陽生、ファームでタイムリーを含む4打数2安打の活躍!
2025/07/17
産経新聞社

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阪神タイガースの井坪陽生は17日、ちゅ〜るスタジアム清水で行われたくふうハヤテベンチャーズ静岡との二軍戦に「7番・中堅」でスタメン出場。8回に見事なタイムリーヒットを放った。
7回にようやく1点を先制した阪神。さらに8回に小野寺暖のタイムリー二塁打で1点を追加し、なおも2死二塁で打席には7番の井坪が立った。
くふうハヤテのマウンドにはこの回から代わった40歳の藤岡好明。福岡ソフトバンクホークスや北海道日本ハムファイターズで活躍した実績を誇るサイドスローの右腕だ。
その2球目、インサイドから曲がってきた125キロのカットボールを、井坪が逆らわずに中堅にはじき返した。
中堅を守る篠原玲央がバウンドを合わせるために僅かに時間をロスしたと見るや、二塁走者の小野寺が一気に三塁を回って本塁に突入。
バックホームがやや三塁側に逸れたものの、小野寺がスピードを落とさずスライディングしてホームイン。この間に打者走者の井坪も二塁まで進んだ。
井坪は4打数2安打1打点、小野寺も3打数2安打1打点とこの試合で活躍。試合は、走塁意識を随所に見せた阪神が3-0でくふうハヤテを降した。
高い壁がそびえる阪神一軍外野陣への挑戦をかけ、熾烈なアピールが続く。
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