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まさに最強コンビ!甲子園を沸かせた名バッテリー6組。共にプロ入りを果たした相棒たち

2025/07/24

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産経新聞社



松坂大輔・小山良男

(左から)松坂大輔、小山良男
 
 1998年、甲子園で春夏連覇を達成した神奈川県の横浜高。その原動力になったバッテリーが、松坂大輔と小山良男だ。
 
 「平成の怪物」と呼ばれ、大フィーバーを巻き起こした松坂。驚異的なスタミナと力強いストレート、キレのある変化球で、高校野球ファンを虜にした。
 

 
 キャッチャーの小山は主将としてもチームを引っ張り、松坂を好リード。選抜大会の優勝、および高校最後の夏の甲子園出場に貢献した。
 
 1998年夏の甲子園、横浜高は準々決勝でPL学園高と対戦。250球を投げきった松坂の奮闘がよく取り上げられるが、小山も5安打3打点の打棒を発揮し、勝利につながるプレーを見せた。
 
 決勝戦では松坂がノーヒットノーランを達成。その快挙をリードした小山も含め、2人のバッテリーが横浜高の黄金期を作り上げた。
 
 今年は19年ぶりに春の選抜甲子園王者に輝くなど、黄金期再来の気配を漂わせている横浜高。松坂世代以来となる春夏連覇を達成することが出来るだろうか。

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