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まさに最強コンビ!甲子園を沸かせた名バッテリー6組。共にプロ入りを果たした相棒たち

2025/07/24

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産経新聞社



藤浪晋太郎・森友哉

(左から)藤浪晋太郎、森友哉
 
 まさに「最強バッテリー」と言える2人が、大阪府の大阪桐蔭高で一世を風靡した藤浪晋太郎と森友哉だ。
 
 長身から投げ下ろす角度のあるストレートを武器に、世代No.1ピッチャーと評価されていた藤浪。高校3年春の選抜大会では圧巻のピッチングを見せ、チームを優勝に導いた。
 

 
 森は1年時から正捕手の座を掴み、藤浪とのバッテリーを形成。高校生離れした打撃も高く評価され、ドラフト上位候補と言われていた。
 
 2012年の夏の甲子園大会、この年も藤浪と森を中心に勝ち上がり、史上7校目となる春夏連覇の偉業を成し遂げた大阪桐蔭高。
 
 学年は一つ違うものの、互いの能力を最大限に引き出す2人のコンビは、高校球界屈指のバッテリーと言えるだろう。
 
 藤浪は2012年ドラフト1位で阪神タイガースへ、森は2013年ドラフト1位で埼玉西武ライオンズへ入団。両者ともに高卒1年目からプロの世界で高い適応力を示した。
 
 森はFAでオリックス・バファローズに移籍、藤浪はメジャー挑戦を経て横浜DeNAベイスターズへ入団するなど、現在はそれぞれ活躍の場を移している。日本シリーズでの再会は実現するだろうか。

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