出た、160キロ!埼玉西武ライオンズ・羽田慎之介が公式戦での日本人左腕最速を更新!
2025/07/15 NEW
産経新聞社

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埼玉西武ライオンズの羽田慎之介が14日、東京ドームで行われた北海道日本ハムファイターズ戦の8回に中継ぎで登板。この試合で公式戦での日本人左腕最速を更新する160キロを投じた。
1-2と1点ビハインドの8回表、西武のマウンドには左腕の羽田が上がった。
先頭の矢澤宏太に四球を与えるものの、続く3番・清宮幸太郎、4番フランミル・レイエスを2者連続の空振り三振に斬って取る。
ここで迎えるのは5番・野村佑希。ここまで打率.259ながら得点圏では打率.298と3割近く打っており、怖いバッターだ。
この勝負で羽田は、徹底して変化球を低めに集める配球を敢行。初球はフォーク、その後はカットボールとシュートを使って相手を警戒する。
フルカウントとなり、勝負の6球目。満を持して投げたストレートが古賀悠斗捕手のミットに鋭く収まると、電光掲示板の球速表示は160キロを示した。
低めの際どいコースに決まったが、判定は無情にも“ボール”。四球という結果になったものの、衝撃の球速表示に東京ドームはしばしどよめきに包まれた。
西武はこの回を長谷川信哉のファインプレーもあって無失点に抑えたが、打線の反撃が乏しく1-2のスコアのまま敗戦。敗れた西武は41勝41敗の勝率5割となり、16日からホーム・ベルーナドームで日本ハムとの2連戦を迎えることになる。
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