埼玉西武ライオンズ・ネビンが9号ソロ本塁打「浮いてきた球をしっかりと溜めて打つことができました」
2025/07/15 NEW
産経新聞社

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埼玉西武ライオンズのタイラー・ネビンは14日、東京ドームで行われた北海道日本ハムファイターズ戦に「4番・一塁」でスタメン出場。7回にソロ本塁打を放った。
0-2と日本ハムにリードを許した展開で迎えた7回裏の西武の攻撃。1死走者なしでネビンが右打席に入った。
日本ハムの先発は高卒4年目の本格派右腕、達孝太。194センチの長身から繰り出される角度あるボールが武器の投手だ。
この打席で達は徹底してアウトコースを攻める。緩急をつけながらカットボールとスライダーを4球投じ、カウントは2-2。
勝負の5球目もアウトコースのスライダー。これに対しネビンが上手くバットの軌道を合わせて対応し、右方向にはじき返した。打球は東京ドームの右中間スタンド最前列に飛び込む9号ソロ本塁打となった。
ネビンは「打ったのはスライダーです。浮いてきた球をしっかりと溜めて打つことができました。ホームランになってよかったです」とコメント。
4番の一発で西武の反撃開始かと思われたが、達に僅か2安打に抑え込まれ、このまま1-2で敗戦。達は9回1失点完投で6勝目を挙げた。敗れた西武は41勝41敗の勝率5割となり、16日からホーム・ベルーナドームで日本ハムとの2連戦を迎える。
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