記憶に残る対決…高校時代に名を馳せたライバル6組。大舞台でしのぎを削った選手たち
2025/07/12
産経新聞社
浅野翔吾・山田陽翔
2022年夏の甲子園を盛り上げた2人が、浅野翔吾と山田陽翔である。
浅野は中学時代に日本代表を経験し、高松商高に進学。伝統校の一員として活躍し、高校2年夏から目立つ存在だった。山田は滋賀県の近江高でエースを務め、ドラフト指名候補と呼ばれていた。
両者が対決したのは、2022年の夏の甲子園だ。準々決勝まで勝ち上がった両校の試合は乱打戦となり、初回から得点を重ねる試合に。迎えた3回の表、浅野が0-2から同点に追いつくホームランを放ち、球場を沸かせた。
浅野は山田から3安打を放つも、勝利したのは近江高。とはいえ、高校球界を代表する2人の対決には大きな注目が集まった。
浅野はドラフト1位で読売ジャイアンツに入団したが、レギュラーを掴めているとは言い難い。対する山田はドラフト5位で埼玉西武ライオンズに入団すると、プロ3年目の今季に大ブレイク。現状は差がついているものの、浅野の奮起にも期待したいところだ。
【了】