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記憶に残る対決…高校時代に名を馳せたライバル6組。大舞台でしのぎを削った選手たち

2025/07/12

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産経新聞社



yamaoka、outani、terashima

プロ野球 最新情報

 8月5日に阪神甲子園球場で開幕する第107回全国高等学校野球選手権大会。これまでの歴史を振り返ると、名試合を演出するライバル同士の戦いは、見る者を魅了し続けてきた。その中には、プロ野球の世界で活躍している選手も多い。今回は、高校時代に名を馳せたライバルを取り上げたい。

大谷翔平・藤浪晋太郎

ohtani、fujinami
 
 大谷翔平と藤浪晋太郎の両者も、高校時代に直接対決した過去がある。
 
 花巻東高の大谷は、高校2年夏に甲子園出場を果たすも、満足な投球ができず。それでも高校3年春の甲子園で、甲子園に帰還した。対する藤浪は大阪桐蔭高の絶対的エースとして君臨し、世代No.1投手と称される存在だった。
 

 
 お互い3年生になって迎えた春の甲子園での直接対決、第1打席で大谷はライトスタンドにホームランを放った。高校球界を代表する選手同士の戦いに、多くのファンが酔いしれた。
 
 しかし、藤浪はその後の対決で四球を1つ与えるも、第3打席、第4打席で大谷を打ち取った。試合も大阪桐蔭高が9-2で勝利し、同大会で優勝した。
 
 両者ともプロ入りを実現させ、交流戦での直接対決も経験した大谷と藤浪。大谷はロサンゼルス ・ドジャースで異次元の活躍を見せており、藤浪は新天地を探し求め、動向が注目されている。

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