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中日のドラ1左腕・金丸夢斗のプロ初勝利があと一歩で消える…9回に逆転サヨナラ負け

2025/07/08

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産経新聞社



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 中日ドラゴンズは8日、ヤマリョースタジアム山形で行われた読売ジャイアンツ戦で、4-5のサヨナラ負けを喫して3連敗。同試合で先発登板したドラフト1位左腕・金丸夢斗は7回2失点の好投を見せたが、またしても報われなかった。

 
 金丸夢斗は昨年のドラフト1位で中日ドラゴンズに入団。同試合の前までは、6試合の先発登板で0勝3敗、防御率2.65と援護に恵まれずにいた。
 
 同試合の初回、金丸は三者凡退に抑えるスタートを切り、序盤はスコアボードに「0」を並べた。
 

 
 そんな中、中日が1-0でリードして迎えた4回、1死満塁のピンチを迎える。ここで7番・トレイ・キャベッジに犠飛を打たれ、同点に追いつかれる。
 
 中日が2-1と再びリードして迎えた7回には6番・泉口友汰にソロ本塁打を浴びて同点に追いつかれた。それでも、7回2失点と試合を作り、勝利投手の権利を得てマウンドを降りた。
 
 チームは2回に5番・細川成也の本塁打で先制し、5回には8番・石伊雄太のプロ初本塁打が飛び出した。そして、2-2の同点で迎えた8回には3番・上林誠知が勝ち越し本塁打を放ち、金丸に勝利投手の権利をもたらした。
 
 9回には2番・村松開人の犠飛で1点を追加し、4-2でリードして9回を迎えた。
 
 しかし、ここで悪夢が訪れた。9回から登板した清水達也が先頭打者を抑えるものの、ここから連打を浴びた。最後は1死一、二塁で1番・丸佳浩にサヨナラ2点タイムリーを浴び、4-5で敗戦。まさかの4連打でチームの勝利のみでなく、金丸の勝ち星も消える形となった。

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