1.5軍脱却へ…中日で一軍定着を目指す選手6人。井上監督へアピールしたい選手たち
2025/07/04
産経新聞社

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たとえファームで好成績を残していても、一軍で結果を残すことは容易ではないのがプロ野球の世界だ。中日ドラゴンズにも一軍で出場機会を獲得しながら、レギュラー定着には至っていない選手がいる。そこで今回は、中日で一軍定着を目指している選手を取り上げる。(今季成績は7月2日時点)
根尾昂
・投打:右投左打
・身長/体重:177cm/85kg
・生年月日:2000年4月19日
・経歴:大阪桐蔭高
・ドラフト:2018年ドラフト1位
崖っぷちからの覚醒が期待されていた根尾昂だが、今季の成績も芳しくない状態が続いている。
大阪桐蔭高では春夏連覇の原動力として大活躍。進路に大きな注目が集まった中、2018年ドラフト1位で中日ドラゴンズに入団し、将来の主力としての活躍を望まれていた。
しかし、プロ入り後は打撃で苦しむシーズンが続いた。2019年に2試合、2020年に9試合出場するも、2シーズン合計での安打は2本。2021年にプロ初アーチを飾ったが、本格覚醒とはならなかった。
そんな中、2022年シーズン途中に投手転向を決断。翌2023年は2試合の登板で防御率0.71を記録したものの、昨季は結果を残せなかった。
今季も一軍では打ち込まれており、防御率は7点台に沈んでいる。ただ、ファームでは6月中旬から失点する試合も見られているが、防御率は2点台前半の数字を残している。
ドラフト1位入団という大きな期待を背負っているだけに、今後の巻き返しが待たれる。